・ロッキード事件発覚!
多くの国々の政財界を巻き込んだ大規模汚職事件が、1976年(昭和51年)のこの日、明るみに出た。
日本でも、全日空の新型旅客機導入選定に絡み、前内閣総理大臣田中角栄が、同年7月27日に受託収賄と外国為替・外国貿易管理法違反の疑いで逮捕されるという前代未聞の事件となった。
・「週刊新潮」が創刊
出版社では初の週刊誌となる「週刊新潮」(2月19日号)が新潮社から創刊。
2005年現在、発行部数で後発の『週刊ポスト』『週刊現代』を抜き『週刊文春』に次いで第2位である。
・抹茶の日
愛知県の西尾市茶業振興協議会が西尾茶創業120年を記念して制定。
茶道で釜をかけて湯をわかす道具「風炉」から「ふ(2)ろ(6)」の語呂合せ。
北条 時政(ホウジョウ トキマサ)
鎌倉幕府の初代執権。源頼朝の妻北条政子の父。
家系は、桓武平氏高望流の平直方を祖と称する一族で、伊豆国北条庄を拠点とした北条氏の当主。平高望流の平直方という系譜を信ずるならば、京都で栄華を極めた伊勢平氏庶流の平家系平氏に次ぐ系統で、伊豆の豪族の伊東氏よりも大きな勢力であった。代々、伊豆国の在庁官人にて北条氏は伊豆介を務め北条介と通称し、他の介級の家柄と並んで関東の八介ともいわれた。しかし、初期の勢力は伊東や大庭に囲まれていたことから勢力的に安定しているとはいえなかった。頼朝の登場により家運を上昇され、鎌倉幕府の執権となる。
河内源氏の源頼朝が、摂津源氏の源頼政の知行国である伊豆に流された時、頼朝の監視役となる。娘の政子が頼朝の妻となった縁から、1180年(治承4)の頼朝の挙兵に同陣した。その後は頼朝配下の有力重臣として活躍し、1185年(文治元)の伊勢平氏の平清盛一族(平家)の滅亡後、頼朝の命を受けて上洛し、守護と地頭の設置を認めさせるべく、朝廷との交渉に当たっている。同年旧暦11月25日、京都守護と就る。幕府が創立されると重用され、頼朝の外戚として勢力をふるう。
1199年(正治元)、頼朝が死ぬと北条氏の権力強化を図って、有力御家人であった梶原景時や源頼家の外戚に当たる比企能員らを大江広元・仁田忠常らとともに殺害した。1200年(正治2)旧暦1月、執権就任。さらに、北条の家格を上げんとして将軍の外祖父である立場を利用し娘・政子を経由して、鎌倉幕府草創当時源家一門にしか許されなかった国司への叙任を願う。これによって時政は旧暦4月1日に従五位下遠江守に叙任。源家一門以外で、御家人として初の国司となった。また、源頼家を将軍から廃したうえで1204年(元久元)に伊豆国修善寺で殺害するなどして政敵を排除した。そして頼家の後継者にその弟に当たる源実朝を擁して自身は自ら執権職に就いたのである。
1205年(元久2)には有力御家人の畠山重忠父子を謀反の罪で滅ぼし、さらに同年旧暦7月には後妻の牧の方と共謀して娘婿にあたる平賀朝雅を新将軍として擁立しようとしたが、子の北条義時と政子の反対にあって失敗し、旧暦閏7月20日、強制的に出家させられたうえで隠居の身分となり、以後、政治の表舞台に立つことなく生涯を終えた。法名:願成就院明盛。菩提所:静岡県伊豆の国市韮山の天主君山願成就院。
北条氏は坂東平氏の枝族にあたるとされるが、時政が頼朝に協力したのは、優れた先見性があったからであると言われている。この時政の時代に北条氏は鎌倉幕府における基盤を築き上げ、次代に飛躍する基礎を固めたのである。しかし時政は頼家暗殺や牧の方事件などもあって晩節を汚してしまったためか、あまり評判は良くない人物である。
- 1840年 - ニュージーランド北島のマオリ族とイギリス政府が「ワイタンギ条約」を締結。ニュージーランドがイギリスの植民地に。
- 1877年 - 東海道本線の神戸駅から京都駅までが繋がる。全線が開通したことを記念して明治天皇を迎えて鉄道開通式を実施。
- 1904年 - 日本政府がロシアに国交断絶を通告。10日に宣戦布告(日露戦争勃発)。
- 1956年 - 出版社では初の週刊誌となる「週刊新潮」(2月19日号)が新潮社から創刊。
- 1958年 - 西ドイツ・ミュンヘンで英国欧州航空(BEA)のチャーター機が離陸に失敗、イングランドのサッカークラブ、マンチェスター・ユナイテッドの選手8人を含む23人が死亡。(ミュンヘンの悲劇)
- 1967年 - 米軍がベトナム戦争で枯葉剤の散布を開始(枯葉剤作戦)
- 1972年 - 札幌オリンピックスキージャンプ70m級で、笠谷幸生が金メダル、金野昭次が銀メダル、青地清二が銅メダルを獲得し、日本がメダル独占を果たす。
- 1976年 - ロッキード事件発覚。
- 1985年 - スティーブ・ウォズニアックが米アップル・コンピュータを去る。
- 1998年 - ワシントン国際空港がロナルド・レーガン国際空港に名称変更。
- 1892年 - 上田 穣 (ウエタ ジョウ)-徳島県出身の天文学者。(+ 1976年)
- 1895年 - ベーブ・ルース (George Herman Babe Ruth)-野球選手。(+ 1948年)
- 1905年 - ヴワディスワフ・ゴムウカ (Wladyslaw Gomulka)-ポーランドの指導者。(+ 1982年)
- 1907年 - 原 健三郎 (ハラ ケンザブロウ)-政治家。(+ 2004年)
- 1911年 - ロナルド・レーガン (Ronald Wilson Reagan)-第40代アメリカ合衆国大統領(+ 2004年)
- 1945年 - ボブ・マーレィ (Bob Marley)-ジャマイカを代表するレゲエ音楽家。(+ 1981年)
- 1215年 - 北条 時政 (ホウジョウ トキマサ)-鎌倉幕府の初代執権
- 1804年 - ジョセフ・プリーストリー (Joseph Priestley)-化学者(* 1733年)
- 1918年 - グスタフ・クリムト (Gustav Klimt)-画家(* 1862年)
- 1952年 - ジョージ6世 (George VI, Albert Frederick Arthur George Windsor)-グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)国王。(* 1895年)
- 1964年 - エミリオ・アギナルド (Emilio Aguinaldo)-フィリピン共和国初代大統領(* 1869年)
- 2005年 - ラザール・ベルマン ()-ピアニスト(* 1930年)
- いわれんげ
- 花言葉:家事に勉強