・うるしの日
日本漆工芸協会が1985年に制定。平安時代のこの日に、文徳天皇の第一皇子・惟喬親王が、京都・嵐山の法輪寺に参詣した時に漆の製法を菩薩から伝授したとされる伝説から。
・茨城県民の日
1871年11月13日に茨城県という県名が初めて使われたことに因んで、明治100年にあたる1968年に制定された。郷土の歴史を知り、より豊かな暮らしと県の発展を願い、茨城の現在・過去・未来を見つめなおす日。
天海(テンカイ)
江戸幕府の設立に活躍した「黒衣の宰相」
芦名氏の一族である三浦氏の出目で、陸奥国に生まれたとされる。その根拠は、『東叡山開山慈眼大師縁起』に「陸奥国会津郡高田の郷にて給ひ。蘆名修理太夫平盛高の一ぞく」と記されていることである。しかし、同時にそこには、「俗氏の事人のとひしかど、氏姓も行年わすれていさし知ず」とあり、天海は自らの出自を弟子たちに語らなかったとある。また、「将軍義澄の末の御子といへる人も侍り」と、足利将軍落胤説も同時に載せられている。どちらの正誤も明確ではなく、天海の前半生についても詳細は分かっていない。
天海としての足跡が明瞭となるのは、天正16年(1588年)に武蔵国の無量寿寺北院(後の喜多院)に来てからである。このとき、江戸崎不動因の兼任でもあった。浅草寺の史料によれば、北条攻めの際、天海は浅草寺の住職忠豪とともに家康の陣幕にいたとする。これからは、天海が関東に赴いたのはそもそも家康のためであったことがうかがえる。
豪海の後を受けて、天海が北院の住職となったのは慶長4年(1599年)のことである。関が原の戦いでは、参謀として家康に近侍したという。その後、天海は家康の参謀として、朝廷との交渉等の役割を担う。1607年に比叡山探題に就任し、延暦寺を再興する。また、慶長17年(1612年)に無量寿寺北院の再建に着手し、寺号を喜多院と改め、関東天台の本山とする。慶長18年(1613年)には、家康より日光山貫主を拝命し、本坊・光明院を再興する。大坂の役の発端となった方広寺鐘銘事件にも深く関わった。
元和2年(1616)、危篤となった家康は、神号や葬儀に関する遺言を天海らに託す。家康死後には神号を巡り崇伝、本多正純らと争う。天海は「権現」として山王一実神道で祭ることを主張し、金地院崇伝は家康の神号を「明神」として吉田神道で祭るべきだと主張した。天海が2代将軍となった徳川秀忠の諮問に対し、明神は豊国大明神として豊臣秀吉に対して送られた神号であり、その後の豊臣氏滅亡を考えると不吉であると提言したことで、家康の神号は「東照大権現」と決定された。
その後も、2代将軍徳川秀忠・3代徳川家光に仕え、寛永元年(1624年)には忍岡に寛永寺を創建する。江戸の都市計画にも関わり、陰陽道や風水に基づいた江戸鎮護を構想する。寛永20年(1643)に108歳で没したとされる。その5年後に、朝廷より慈眼大師号を追贈された。
墓所は栃木県日光市。
2019年11月13日のプレスリリースを紹介します
・「財布とキーケースをまとめるととっても快適。実用性と機能性にこだわったマルチ...
・"MP Impal por vida" 福田海斗選手とスポンサー契約
・洗車の王国 | 自転車洗車ケア専門店『SENSHA Bicycle 大阪』新規オープン...
・環境に配慮した《竹製品》テーブルウェアを採用
・株式会社ビルドサロン「ビルドサロン」及びコーポレートロゴ商標出願申請のお知ら...
- 1890年 - ドイツの細菌学者ロベルト・コッホが、ツベルクリン療法を発表する。
- 1921年 - 高橋是清内閣発足。
- 1966年 - 全日本空輸533便(YS-11 JA8658)が松山空港沖に墜落。50名全員死亡。(通称全日空松山沖墜落事故)。
- 1983年 - ミスターシービーが菊花賞を勝ち、シンザン以来19年ぶり、日本競馬史上3頭めの三冠馬となる。
- 1985年 - 南米・コロンビアでネバドデルルイス火山が噴火。
- 1997年 - 北陸自動車道が計画路線延伸後の全線開通。
- 1850年 - ロバート・ルイス・スティーヴンソン (Robert Louis Balfour Stevenson)-冒険小説作家、詩人、エッセイスト。(+ 1894年)
- 1874年 - マルグリット・ロン (Marguerite Long)-20世紀前半のフランスを代表するピアニスト、ピアノ教育者。(+ 1966年)
- 1896年 - 岸 信介 (キシ ノブスケ)-第56・57代内閣総理大臣。(+ 1987年)
- 1939年 - カレル・ブリュックナー (Karel Brückner)-チェコ出身の現サッカーチェコ代表監督。
- 1954年 - 松永 真理 (マツナガ マリ)-雑誌編集者、著作家、NTTドコモのiモードを企画開発の責任者。
- 1460年 - エンリケ (Infante Dom Henrique)-ポルトガルの王子であり、大航海時代の初期における重要人物の1人である。(* 1394年)
- 1643年 - 天海 (テンカイ)-安土桃山時代から江戸時代初期の天台宗の僧である。
- 1973年 - ブルーノ・マデルナ (Bruno Maderna)-イタリアの現代音楽の作曲家・指揮者。(* 1920年)
- 1976年 - 上田 穣 (ウエタ ジョウ)-徳島県出身の天文学者。(* 1892年)
- 2004年 - カルロ・ルスティケッリ (Carlo Rustichelli)-イタリアの映画音楽作曲家。(* 1916年)
- デンドロビューム
- 花言葉:真心