・国際反戦デー
1967年のこの日、世界各地でアメリカのベトナム戦争介入に反対する集会が開かれたことから、ベトナム戦争反対の国際統一行動日となった。ベトナム戦争終結後は世界平和実現のための行動日となった。
・あかりの日
日本電気協会・日本電球工業会等が1981(昭和56)年に制定。1879(明治12)年、エジソンが日本・京都産の竹を使って白熱電球を完成させました。 あかりのありがたみを認識する日。
アルフレッド・ノーベル(Alfred Nobel)
ダイナマイトの発明で知られる化学者
スウェーデンのストックホルム生まれ。彼は、知人の化学者ソブレロが発明した爆薬ニトログリセリンを初めて実用化することに成功。これを改良し、安全に使えるようにしたダイナマイトを発明した。彼はこれを工事現場での岩盤の破壊など、作業の効率化用として作ったが、戦争で人を殺す爆弾として使われているのを知り悲しみ、遺言に、ダイナマイトの発明や油田開発で得た莫大な財産を運用して、科学などに貢献した人に賞金を与えるよう言い残した。それが、ノーベル賞の誕生である。
生まれたとき、父親のイマニュエル・ノーベルは破産したばかりだったが、家族と別れてロシアで興した事業が成功。1842年には父親の住むサンクトペテルブルグに向かい、のちに親の事業を手伝う。ここでの主な仕事はロシア軍を相手にした機雷の製造・設置だった。やがてクリミア戦争が起きると、軍から大量の注文があり、大儲けをするが、1853年、戦争終結と同時に注文が止まったばかりでなく、軍がそれまでの支払いも延期したため、事業はたちまち逼迫。父は1859年に再び破産する。
ノーベル本人は、1855年にニトログリセリンのことを知る。しかし、この爆薬は、狙って爆発させることが難しいという欠点があり、起爆装置を開発。1862年にサンクトペテルブルグで水中爆発実験に成功。1863年にはスウェーデンで特許を得る。1864年には爆発事故で弟エミール・ノーベルと助手が死亡。ノーベル本人は怪我を負う。この事故に関してはノーベル本人は一切語っていないが、父イマニュエルによれば、ニトログリセリン製造ではなく、グリセリン精製中に起きたものだという。
1865年、ニトログリセリンの製造業を開始する。1866年、ダイナマイトを発明する。1867年、ダイナマイトに関する特許を取得する。1871年、ダイナマイト生産を開始する。1876年には結婚相手を見つけようと考え、女性秘書を募集する広告を出し、ベルタ・キンスキーという女性を候補とする。しかし、ベルタは既にアーサー・フォン・ズットナーという婚約者がおり、ノーベルの元を去ってフォン・ズットナーと結婚した。この2人の関係はノーベルの一方的なものに終わったが、キンスキーが平和主義者だったことが、のちのノーベル平和賞創設に関連していると考えられている。またアーサー・フォン・ズットナーは著名な数学者であり、このためノーベルは数学賞を設置しなかったという俗説がある。
同年、当時20歳のゾフィー・ヘスと出会い、交流が始まる。ゾフィーには218通の手紙を残した。しかし、1891年、ゾフィーが他の男の子を宿していることが分かると、2人の関係は急速に冷えた。ノーベルの死後、ゾフィーはこれらの手紙をノーベル財団に高額で買い取らせようとして成功したため、すべてが残っており、また、ノーベル財団により公開もされている。
1879年、兄ルードヴィとロベルトがロシアでナフサ精製会社を設立。ノーベル本人もこの会社に援助。1884年、フランス政府からレジオン・ド・ヌール章を授与される。1890年、知人がノーベルの特許にほんのわずか変更を加えただけの特許をイギリスで取得。ノーベルは話し合いでの解決を希望したが、会社や弁護士の強い意向で裁判を起こす。しかし、1895年、最終的に敗訴が確定する。
1894年、武器製造工場を買い取り、武器製造業に進出、1895年、ノーベル賞設立に関する記述のある有名な遺言状を書く。1896年12月7日、サンレモにて脳溢血で倒れる。倒れる1時間前までは普通に生活し、知人に手紙を書いていた。倒れた直後に意味不明の言葉を叫び、かろうじて「電報」という単語だけが聞き取れたという。これが最後の言葉となった。急ぎ親類が呼び寄せられるが、3日後に死亡した。生涯独身であり、子供はいなかった。死の床にも召使がいただけで、駆けつけた親類は間に合わず、誰もいなかった。
- 1180年 - 義経が 富士川の合戦に勝利した直後の兄・源頼朝と「初めて対面」。
- 1520年 - フェルディナンド・マゼランがマゼラン海峡を「発見」。
- 1600年 - 関ヶ原の戦い。
- 1805年 - トラファルガーの海戦において、ナポレオンのフランス軍が、ホレーショ・ネルソン(提督)のイギリス軍に敗れる。
- 1879年 - トーマス・エジソンが日本産の竹の繊維を使ったフィラメントを用いた白熱電球を完成させ、アメリカ・ニュージャージー州で初めて一般に公開する。
- 1965年 - 朝永振一郎にノーベル物理学賞が贈られることが決定する。
- 1966年 - 日本労働組合総評議会などがベトナム反戦統一ストを決行する。
- 1986年 - マーシャル諸島共和国がアメリカ合衆国との自由連合に移行(独立)。アメリカ合衆国との自由連合協定が発効し、防衛・軍事を除く内政・外交権を得たため。
- 1772年 - サミュエル・テイラー・コールリッジ (Samuel Taylor Coleridge)-イギリスのロマン派詩人。(+ 1834年)
- 1833年 - アルフレッド・ノーベル (Alfred Nobel)-化学者、実業家。ノーベル賞の提唱者。(+ 1896年)
- 1884年 - 森 矗昶 (モリ ノブテル)-昭和電工創業者。(+ 1941年)
- 1886年 - カール・ポランニー (Karl Polanyi)-経済学者、経済人類学の創始者。(+ 1964年)
- 1894年 - 江戸川 乱歩 (エドガワ ランポ)-大正〜昭和期の推理作家、評論家である。(+ 1965年)
- 1895年 - 箕作 秋吉 (ミツクリ シュウキチ)-クラシック音楽の作曲家である。(+ 1971年)
- 1939年 - 五月 みどり (サツキ ミドリ)-歌手、タレント、女優。
- 1805年 - ホレーショ・ネルソン (Horatio Nelson)-アメリカ独立戦争、ナポレオン戦争などで活躍したイギリス海軍提督。(* 1758年)
- 1971年 - 志賀 直哉 (シガ ナオヤ)-白樺派を代表する小説家のひとり。(* 1883年)
- チトニア
- 花言葉:果報者