・日記の日
1942年のこの日、ユダヤ人の少女アンネ・フランクが日記を書き始めた。これがあの有名な「アンネの日記」の始まりとされる。この日記帳は彼女がアムステルダムの隠れ家に入る少し前、13歳の誕生日に父から贈られたものであった。
・フラッグデー
1777年、「星条旗」を正式にアメリカ合衆国の国旗と定めた。アメリカが独立宣言を行った頃の旗にはイギリスの国旗が入っていたが、独立戦争で戦った相手の国の国旗が旗に入っていては国民の士気に影響するということで、ワシントンらがフィラデルフィアの旗作り職人ベッツイ・ロスに依頼した。星条旗を完成させた。第28代大統領ウィルソンがこの日を国民の祝日とした。また、1914年にオリンピック大会旗が制定されたのもこの日。
川端 康成(カワバタ ヤスナリ)
『伊豆の踊子』『雪国』など日本の美を表現した作家
大阪市北区此花町(現在の天神橋付近)に生まれ。東京帝国大学国文学科に在籍し、横光利一らと共に『文藝時代』を創刊する。同誌には「伊豆の踊子」などを発表した。1926年、処女短篇集『感情装飾』を刊行。新感覚派の代表として活躍した。
『雪国』『禽獣』などの作品を発表し、1944年、『故園』『夕日』などにより菊池寛賞を受賞。このころ三島由紀夫が持参した「煙草」を評価する。三島由紀夫を文壇デビューさせたその師的存在である。
『千羽鶴』『古都』などの名作を上梓しながら、一方で1948年に日本ペンクラブ第4代会長、1958年に国際ペンクラブ副会長に就任。1957年に東京で開催された国際ペンクラブ大会では、主催国の会長として活躍し、その努力で翌年に菊池寛賞を受賞した。また1962年、世界平和アピール七人委員会に参加。1963年には、新たに造られた日本近代文学館の監事となった。1964年、オスロで開かれた国際ペンクラブ大会に出席。断続的に「たんぽぽ」の連載を『新潮』に始めた。
1965年に日本ペンクラブ会長を辞任したが、翌年に肝臓炎のために東大病院に入院した。1968年にノーベル文学賞を受賞し、授賞式では「美しい日本の私 その序説」という記念講演をおこなった。翌年に新潮社から『川端康成全集』の刊行が始まっている。その後、台北のアジア作家会議、ソウルの国際ペンクラブ大会に出席し、日本近代文学館の名誉館長に就任したが、作品の数は激減している。
1972年4月16日、逗子マリーナ・マンションの仕事部屋でガス自殺。ノーベル賞受賞後発表した作品は、未完となった「たんぽぽ」のほかには、短編が数作品あるだけであり、ノーベル賞の受賞が重圧になったといわれる。遺書はなかったが、理由として交遊の深かった三島の割腹自殺などによる強度の精神的動揺があげられる。翌年に財団法人川端康成記念会によって川端康成文学賞がつくられ、1985年には茨木市立川端康成文学館が開館した。
- 1972年 - 榎美沙子ら「中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合」(中ピ連)を結成。
- 1982年 - フォークランド紛争終結。
- 1998年 - バスケットボールのマイケル・ジョーダンがシカゴ・ブルズで2度目のNBA3連覇を達成。
- 2002年 - FIFAワールドカップで、サッカー日本代表が決勝トーナメント進出を決める。
- 2005年 - ジャマイカのアサファ・パウエルが男子100メートル決勝で9秒77の世界新記録を樹立。
- 1864年 - アロイス・アルツハイマー (Aloysius "Alois" Alzheimer)-ドイツの精神医学者。(+ 1915年)
- 1899年 - 川端 康成 (カワバタ ヤスナリ)-日本人初のノーベル文学賞を受賞した新感覚派の代表の画家。(+ 1972年)
- 1928年 - チェ・ゲバラ (Che Guevara)-革命家、ゲリラの指導者、医師。(+ 1967年)
- 1929年 - 日野 啓三 (ヒノ ケイゾウ)-作家。(+ 2002年)
- 1944年 - 椎名 誠 (シイナ マコト)-作家。
- 1956年 - ジャンナ・ナンニーニ (Gianna Nannini)-ロック歌手。
- 1960年 - 山田 邦子 (ヤマダ クニコ)-タレント。
- 1961年 - 原 秀則 (ハラ ヒデノリ)-漫画家。『春よ恋』でデビュー。
- 1971年 - 前田 智徳 (マエダ トモノリ)-プロ野球選手。
- 1973年 - 常世 晶子 (トコヨ ショウコ)-アナウンサー。
- 1936年 - G・K・チェスタートン (Gilbert Keith Chesterton)-推理作家。ディテクションクラブ初代会長。(* 1899年)
- 1995年 - ロジャー・ゼラズニイ (Roger Joseph Christopher Zelazny)-小説家。(* 1937年)
- るりはこべ
- 花言葉:追想