・大噴火の日
西暦79年、イタリアのヴェスビアス火山が突然噴火し、麓のポンペイの市街が約8メートルの火山灰により埋没した。 1738年に農夫がこの遺跡を発見し、発掘により当時の町の様子がそのまま出現した。歴史小説家リットンの『ポンペイ最後の日』は、この大噴火を題材にしたもの。
・ラグビー発祥の日
1823年のこの日、イングランドのパブリックスクール・ラグビー校でラグビーが生まれた。サッカーの試合中にウイリアム・エリスがボールを手で扱ったことによる。
・愛酒の日
酒をこよなく愛した歌人・若山牧水の1885年の誕生日に由来。
滝 廉太郎(タキ レンタロウ)
歌曲に有名な作品が多い作曲家
東京生まれ。滝家は江戸時代、日出藩(現・大分県日出町)の家老をつとめた上級武士の家柄である。父・吉弘は役人で大久保利通の秘書をしていたが、大久保の没後地方官として富山県富山市、大分県竹田市等を移り住んだため、廉太郎も生後間もなくから各地を回ることとなった。1894年に15歳で東京音楽学校(現・東京藝術大学)に入学する。1898年に本科を卒業し、研究科に進む。こうして彼は作曲とピアノ演奏でめきめきと才能を伸ばしていった。1903年には、聖公会で洗礼を受けてクリスチャンになった。
明治時代の前半に多くの翻訳唱歌ができたが、日本語訳詞を“無理にはめこんだ”ぎごちない歌が多く、日本人作曲家によるオリジナルの歌を望む声が高まっていた。廉太郎は最も早く、その要望に応えた作曲家と言えるだろう。彼の代表作である『荒城の月』は、『箱根八里』と並んで文部省編纂の「中学唱歌」に掲載された。また、最も人気の高い曲のひとつである『花』は1900年8月に作曲された、4曲からなる組曲『四季』の第1曲である。『お正月』、『鳩ぽっぽ』、『雪やこんこん』などは、日本生まれの最も古い童謡作品として知られるが、これらは1900年に編纂された「幼稚園唱歌」に収められた名曲である。 又、『荒城の月』は、ベルギーで讃美歌になった事も判明した。
1901年4月、日本人の音楽家としてヨーロッパに初めてドイツのライプツィヒ王立音楽院(メンデルスゾーン設立)に留学する。「文部省外国留学生」として入学したが、わずか2ヶ月後に肺結核を発病し、1年で帰国を余儀なくされる。その後父親の故郷である大分県で療養していたが、1903年6月29日に23歳の若さで死去した。
歌曲に有名な作品が多い廉太郎だが、1900年には日本人作曲家による初めてのピアノ独奏曲「メヌエット」を作曲している。肺結核が悪化して、死期が近いことを悟った時、死の4ヶ月前に作曲したピアノ曲『憾』(うらみ)が最後の作品として残された。
- 1853年 - ジョージ・クラムによってポテトチップスが発明されたとされる。
- 1953年 - 太東貿易株式会社(現タイトー)設立。
- 1953年 - 朝鮮国際旅行社創立。
- 1985年 - ユニバーシアード神戸大会、108カ国3949人が参加し開催。
- 1991年 - ウクライナがソビエト連邦から独立。
- 1879年 - 滝 廉太郎 (タキ レンタロウ)-音楽家、作曲家。(+ 1903年)
- 1885年 - 若山 牧水 (ワカヤマ ボクスイ)-明治〜昭和初期の歌人。(+ 1928年)
- 1902年 - フェルナン・ブローデル (Fernand Braudel)-フランスの歴史学者。(+ 1985年)
- 1916年 - 加藤 泰 (カトウ タイ)-日本の映画監督。時代劇や任侠映画の監督として活躍。(+ 1985年)
- 1968年 - 高嶋 ちさ子 (タカシマ チサコ)-バイオリニスト。
- 1970年 - ダン・ヘンダーソン (Dan Henderson)-総合格闘家。
- 1956年 - 溝口 健二 (ミゾグチ ケンジ)-東京都出身の映画監督。(* 1898年)
- 1957年 - ロナルド・ノックス (Ronald Arbuthnott Knox)-聖職者、推理作家。(* 1888年)
- 1986年 - ホルヘ・ルイス・ボルヘス (Jorge Luis Borges)-社会学者。(* 1899年)
- きんせんか
- 花言葉:別れの悲しみ